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ダイコク電機が「業界は危機的状況を迎えている」と指摘

2011年07月12日

ダイコク電機は7月8日、「DKーSIS白書2010」発刊記者発表会を開催した。同白書は今年6月末時点で遊技機105万台分、業界全体の設置台数のおよそ23%にのぼる業績データを持つDKーSISの年間動向をまとめたもの。近年では市場規模の算出、分析なども加えている。

白書の概要については、SISグループの飯田康晴グループ長が解説。飯田氏が2010年の動向として特に強調したのは「4円パチンコの業績不振」。4円パチンコにおける平均台アウトは2万2540個で、昨年から2900個減少した。「2009年8月から22ヶ月間連続でアウトと粗利ともに前年同期割れを起こしている。今年6月にアウトが前年6月を上回ったものの、悪い状態は続いている。にも関わらず、時間あたりの台粗利(時間粗利)は上がっている。業界は危機的な状況を迎えているといっていい」と指摘した。

飯田氏は、1円パチンコが増え、その穴埋めのために4円で利益を抜きすぎるので4円から客が離れ、それを補うために1円が増台されるというスパイラルに陥っていることから、「業界にとって1円パチンコの増加がプラスになると必ずしも受け取っていない」と語るなど、現状の低玉貸しの増加について否定的な見解を示した。

そのうえで「4円パチンコの復活が必要」と指摘し、具体策としてライトタイプ(甘デジ)の活用を提案した。DKーSISでは、登場から平均台アウトを下回るまでを『平均寿命』、寿命までの台粗利の総計を『累計台粗利』として算出しているが、昨年の累計台粗利ベスト20でライトタイプが12機種ランクインしていることを挙げながら、「ライトタイプを花形化してはどうか」とした。さらに、「ライトタイプの中心である海シリーズのライトタイプは比較的低い時間粗利で使われているが、それ以外の平均は1000円を超える。まず海以外のライトタイプを甘く使うことが4円再生の第一歩になる」と語った。

また、白書ではDKーSISデータを元に、業界全体の市場規模を算出しているが、2010年の業界総粗利規模を3.92兆円(前年は4.27兆円)と算出した。粗利から遊技機購入費用をマイナスして算出する「遊技機利益規模」は2.73兆円(前年は3.08兆円)。粗利に占める遊技機購入費用は30.4%となった。

なお、業界総売上については25.1兆円(前年は27.6兆円)としたが、飯田氏は「遊技機のスペックやホールの収益構造が変化する以上、売上で業界の市場規模を語るのはナンセンスでは」との認識も示している。



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