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【レポート】パチンコ業界外への転職 給与面で大きな壁

2017年08月17日


パチンコ業界から他の産業へ転職する人材流出傾向が強くなっている。人材の不足が慢性化しているなかで、さらにこうした外部への流出が続けば、営業にも深刻な影響を及ぼしかねないと危惧する声が挙がっている。

業界外への転職希望者が増加している背景には、業界の先行き不安感の増大と深刻化がある。

パチンコ機の遊技くぎ問題、パチスロ機のサブ基板問題、依存問題など一昨年から業界を取り巻く状況はネガティブ要素ばかりだったが、さらにこの7月には警察庁が遊技機規則の改正案を提示し、射幸性が大幅に抑制された新規則が来年2月から施行されることになっている。その厳しい規則改正による営業の不安感の増大が、業界外への転職を後押しする形になっているわけだ。

だがこうした風潮に対して「パチンコ業界外への転職は非常に厳しい部分がある」と、その難しさを指摘する声もある。

「他業種へ転職した人から、やはりパチンコ業界へ戻りたいという相談が寄せられることも多い」と語るのは転職支援、採用支援事業を行うパック・エックスの窪田淳二執行役員。窪田執行役員によると、転職した人がパチンコ業界へ戻りたいと考える主な理由は「年収に大きな差がある」「これまでの経験が生かせずうまくいかない」の2点だという。

パチンコホール店長や主任の職種は「店舗管理者」となるが、そのキャリアを活かした仕事を業界外で探そうとすると、飲食業界であろうと、娯楽業界であろうと、パチンコ業界並みの給与は望めないという現実がある。しかし、だからといって職種を変えると、これまでのキャリアが全く活かせず、経験に基づいた能力を発揮できないという状況になってしまう。

「パチンコ店に勤める正社員が20代の時点で既に、一般的な会社に勤める男性サラリーマンの平均年収を超えているのは、パチンコホールの労務環境が実力主義で、若いうちから主任や店長という管理職ポストに就けるから。ホール企業側からも入社2、3年で主任クラスにあがることが期待されている」(窪田執行役員)

パック・エックスが独自でまとめたパチンコ店に勤める正社員の平均年収についての調査によると、職位別ではホールスタッフ(正社員)の平均年収は324万円、主任は426万円、店長は615万円、エリア長は700万を超える。「若い頃から高年収が得られる点がパチンコ店で正社員として働く魅力の一つ」(窪田執行役員)というように、給与面の優位性は昇級の早いパチンコ店勤務ならではのもの。業界外へ転職するならば、給与面の見劣りを覚悟して行う必要がありそうだ。

※パック・エックスが独自でまとめた、パチンコ店に勤める正社員の平均年収についての調査結果。男性サラリーマンの平均値は、現時点の最新データとなる国税庁民間給与の実態調査結果(平成27年)を参照。パチンコ店正社員平均は、ホールスタッフから主任などの中間管理職や店長、エリア長などの上位管理職も含めた全体の平均値(平成27年)からとっている。



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