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11月のホール企業採用熱、前月より落ち込むも基準値を超えて推移

2019年12月16日


パチンコ業界に特化した人材採用支援を行うパック・エックスが、ホール企業の採用意欲について毎月まとめている「パチンコホール企業の転職市場状況」によると、2019年11月の採用ニーズは10月より落ち込んだものの、基準値を超えていることがわかった。同社の滝沢統括マネージャーは「直近3年では必ず11月が10月を下回っていたが、2017年以前は、10月が11月を上回っていた」とし「10月に高まるニーズは年末に向けた営業強化に関する案件が多く、この傾向は変わっていないが、近年では各社採用を成功させるため、早く動き始める傾向がある」と見解を述べている。

「パチンコホール企業の転職市場状況」はパック・エックスが独自に算出している指標。数値が平均値1よりも高いとパチンコホール企業の求人が多いということになり「採用熱が高い」ことを、平均値1よりも低いと求人が少ないということになり「採用熱が低い」ことを示す。

市場では、このほど矢野経済研究所が「2018年度パチンコ関連機器市場調査」の調査結果を公表し、昨年度の遊技機関連機器市場はメーカー売上金額ベースで7660億円と発表した。同研究所が調査を開始して以来、初めて1兆円の大台を割った2017年度比で89.3%、マイナス914億円の大幅減を記録している。セクション別でみるとパチンコ機市場は前年度比97.7%の5039億円だったが、パチスロ機市場は同69.2%の1684億円と前年度に続いて大幅減となっている。P・Sともに新規則機が市場に登場して1年以上が経過しているが、同研究所によると今年6月時点で累計販売台数はパチンコ約42万台、パチスロ約21万台で、これらが現在もすべて設置されていると仮定しても新規則機の設置比率はパチンコ約16%、パチスロ約13%に留まっている。一方、遊技機以外の周辺機器市場は、前年度比95.3%の935億円。2000年代にはおよそ2500億円規模のマーケットがあったが、近年はホールの新規出店が鈍化していることもあって2年連続で1000億円の大台を割っている。今後、受動喫煙対策などで一時的に需要が増える見通しにあるが、ホールの投資意欲は当面、遊技機の入替えに集中することが予想されることから、今年度以降も厳しい状況が続きそうな展開となっている。

転職市場の動向について滝沢統括マネージャーは、「例年、12月は求職者の動きが鈍化する傾向だが、今年も上旬の動きは低調に推移している」と現況を述べ「3週目以降からは極端な落ち込みになることが推測される」としている。一方で「企業側の動きとしては求職者の低調な動きに合わせて採用活動を控える傾向にあるが、この時期に動く求職者は就労意欲が高く、また、目的や意思が明確な場合が多い」とし「特に今年の業況背景を踏まえると採用活動を継続することで思わぬ人材確保も期待できそうだ」と話している。



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